ゆつらっと

双子育てファミリーキャンパーおやじの気になること

5歳息子が自閉スペクトラム症と診断された日

自閉スペクトラム症_診断書

我が家の5歳になる双子さんは、1,300gの未熟児で生まれてきました

1,300gのこどもがどのくらいかというと、ちょうど大人の両手にすっぽり収まるぐらいです

未熟児で生まれた子はが皆そうかは定かではないですが、地域の大学病院で定期的な検診をお願いされ、年に1〜2回程度の検診を受診しています

大学病院での定期的な検診において、自治体の療育センターを紹介され、療育センターにも定期的に通っています

最近は検診の頻度も少なくなってきましたが、3歳ぐらいまでは本当にしょっちゅう病院に通ってましたね

先日、その療育センターから5歳の息子が自閉スペクトラム症と診断されました

療育センターでの知能検査

そもそも、療育センターに通い出したのは、大学病院での定期検診の際に紹介されてからですが、その時は歩き出すのが遅かったことがきっかけだったと記憶しています

運動機能の経過を観察してもらっていましたが、今思うと、いつの間にか運動機能の観察はなくなり、定期的な知能検査に変わっていますね

知能検査には「田中ビネー知能検査Ⅴ」という検査が使われています

診断結果は

成長が遅れていることについては、まぁ遅れていながらも成長はしているようだったので、これまではあまり気にしていなかったのですが

小学校入学に向けて、通常のクラスに入れるか、支援を受けるクラスに入れるか、といった選択を迫られ、一気に気になることランキング1位に躍り出た感じですね

で、田中ビネー知能検査Ⅴの検査結果はというと

  • 生活年齢 5歳5か月
  • 精神年齢 4歳10か月
  • 知能指数 89(基底年齢3歳)

となっており、診断結果は、「自閉スペクトラム症」「知的発達症(境界域)」という結果でした

息子は今どのような性能なのか

療育センターからは、以下のような話をもらいました

  • 言葉だけでの質問を理解することが苦手なようで、絵を見て質問に答えるような視覚で何かを捉えることは得意としている
  • 言葉だけでの課題を出されるとソワソワして落ち着きがなく、自信のない感じがうかがえる
  • 気持ちを言葉で表現するのが苦手なようで、困っている時は大人の顔をじっと見て助けを待つことが多い
  • このまま小学校の通常クラスに入ると、先生が集団に対して指示する内容が理解できず、周りの子達について行けず、取り残されてしまうことが想定される

小学校では特別な支援を受けるべきか?

通常クラスの先生は、30〜40人くらいの生徒を集団でお世話していくため、特定の子だけに手厚く向き合うことは難しく、支援が必要なこどものために特別な支援があることを教えていただきました

オヤジが小学生の頃にもこのようなクラスがあったのだろうか?記憶にない…

程度によって3つの支援があるようです

  1. 通常の学級+通級指導教室(週1回程度、教室のある近隣小学校に通う)
  2. 特別支援学級(通常の小学校の中にある8人で1クラスの特別支援クラス)
  3. 特別支援学校(特別な支援を必要とするこどもが通う学校)

我が家の息子の症状は、軽度であり、上記の支援内容で適当なものは1.か2.になるという説明を受けました

どの支援を選ぶのか、そもそも支援を受けるのか、これを決めるのは親の役目です

近く開かれる就学相談会を受けて判断するしかないですね

ってことで

双子の息子と娘を持つオヤジに与えられた課題です

今のところ、娘は通常のクラスに入学することは確定なのでしょう

息子には、やはり支援が必要なのだろうと妻とは話をしているところです

家では活発で話もよくするので、外で自発的に会話をあまりしないのは性格なのかと思っていましたが、プロが出した診断なのでやはり支援が必要なのでしょう

同じ日に生まれて、同じ環境で育ってきたのに、息子だけが特別な支援が必要ということで、なんだか息子が可哀想だなぁと…

息子のために最善の判断ができるように、がんばれオヤジ